野球肘の原因3つと三鷹のライフ整骨院での施術の仕方
- 野球肘ってなに?
- 野球肘ってなんでなるの?
- 野球肘ってどうやればふせげるの?
三鷹のライフ整骨院の柔道整復師みのりが解説します!
野球肘とは?
投球動作によって生じる肘まわりの痛みの総称して野球肘と言います。
野球肘の原因3つ
1. 使い過ぎ
1番の原因は使い過ぎです。
使いすぎて肘を痛めるのは当然です。
2. 投球フォーム が悪い
肘の関節の形は、物を投げる動作で力が加わると肘の内側と外側には、それぞれ違う力が働きます。
間違った投げ方や、無理な変化球をする事によって内側に極端に力が加わったり、外側に加わったりします。
何度も負担がかかることによって野球肘となります。
3. 肘以外の関節が硬い
足首や腰など他の関節が硬いと、肩や肘に負担がかかります。
野球肘をライフ整骨院ならこうやって施術する
1.問診
いつから・どの様にすると・どこが痛むのかなどをうかがいます。
2.本当に野球肘なのか
成長期に多い似た症状の疾患などもありえます。
例えば、Panner病(パンナー病)という病気もあります。
それらの他の疾患と見極めることも必要となります。
3.安静で治るか、手術が必要か
安静で良くなるものと、手術が必要なものがあります。
患部の安静が必要になった際には特別な固定をします。
肘の関節の固まってしまうことを防ぎながら、安静を保つことができるギプス固定です。
総合的に判断して、必要な場合は整形外科又は、専門医を受診して頂くことがあります。
当院では、日本柔整外傷協会に認定された知識と技術をもって、総合的に判断します。
野球肘を予防する方法
年代別の投球数の制限の徹底
あくまでも目安ですが、
- 小学生は、50球/1日 3回/週
- 中学生は、70球/1日 5回/週
- 高校生は、100球/1日 5回/週
- 小・中学生はストレートとチェンジアップのみ。など
※これは、日本柔整外傷協会のセミナーで推奨されていた数字です。
体の柔軟性と正しい投球フォームの習得
投球フォームの悪さと野球肘は大きく関係します。
体中の柔軟性が低いほど、投球時の体重移動がスムーズに出来ません。
体重移動ができないと、腕ばかりで投げることになります。
そうすると、肘や肩のケガにつながります。
まとめ
友人の元甲子園球児3人に聞きました。
みなさん口をそろえておっしゃるのが、
- 「投球数が、決まったのなんて最近のことだよ」
- 「一人で18回だったり250球投げてたよ」
- 「肩と肘は消耗品だから」
そのうち1人の方は、アメリカへ野球留学していた方です。
アメリカやオーストラリアでは、20年以上も前から投球制限を設けていたそうです。
肩や肘はスポーツだけでなく、日常生活をおくるうえで大切な関節です。
自分が思っている以上に、重症の方が多くいらっしゃいます。
「痛みがあるけど明日の試合だけは投げたい!」
今をとるか、将来をとるか難しい選択をせまられる事もありえます。
その難しい選択をどう決めるのか、しっかりとした技術と知識のある専門家に診てもらうべきです。
何か質問や相談ありましたら、お気軽にライフ整骨院へご連絡ください。