平均寿命よりも健康寿命を延ばしましょう！健康寿命を延ばすために筋トレをオススメする３つの理由。

最近、筋トレの勉強にはまってる院長の高木です。

年をとってもアクティブに動いていたい、寝たきりになりたくない。

こんな希望を持っている方にはもってこいのブログ記事です。

元気に長く生きる指標の健康寿命を延ばすには筋トレをすることが一番です

なぜ、筋トレで健康寿命を延ばせるのかをご紹介します。

▼この本を参考にしています。

筋肉革命 人生を楽しむ体のつくり方

健康寿命とは

健康寿命とは、介護が必要な状態になることなく健康で自立して暮らすことができる期間のことをいいます。

病気、ケガ、認知症、寝たきりなどの介護が必要な状態の期間を除いた寿命です。

30歳から筋肉は急激に減る

若いころに比べて体力が落ちたなあ。そう感じることはありませんか？

27歳のぼくでも最近そう感じることがあります。

これが30歳以降になると驚くスピードで筋肉は減っていきます。

• ３０歳以降から年に0.5～1%のスピードで落ちる
• 10年で5～10%筋肉が減少する
• 70歳になるころには20歳代に比べて2/3にまで筋肉が減少する

特に足腰の筋肉がいちばん老化の影響を受けやすいそうです。

30歳、40歳・・・その先を見据えて今のうちから筋肉をすることを強くオススメします！

健康寿命を延ばすために筋トレをオススメする３つの理由

筋トレでロコモティブシンドロームを解消！

ロコモティブシンドロームとは、骨や筋肉、関節などの運動器の衰えや障害によって、「立つ」「歩く」といった動作が難しくなり、介護が必要な状態や寝たきりになってしまうこと、または、そのリスクが高い状態のことをいいます。2007年に日本整形外科学会が打ち出した概念で略して「ロコモ」といいます。

年齢と共に筋肉や骨が弱くなるのは避けられない事実です。その衰えによって、立つ・歩くということができなくなったことをロコモティブシンドローム、ロコモと言うそうです。

立つ、歩くことができないと転ぶリスクが高くなります。これを防ぐためにも筋トレをしましょう。

筋トレでメタボリックシンドロームを解消！

内臓に脂肪がたまることに加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうち、いずれかの2つ以上を併せ持った状態をメタボリックシンドロームといいます。

このメタボリックシンドロームのおそろしいのが、心臓病や脳卒中といった命にかかわる病気を引き起こす危険性が急激に高まることにあります。

メタボリックシンドロームを筋トレで解消しましょう！

▼ランニングよりも筋トレをおすすめする理由はコチラの記事 www.lifemitaka.net

認知症

脳の病気や障害のために、記憶や思考の能力が低下していく病気です。

最近の研究では、筋トレによって脳への刺激が入り、認知症の予防にもつながると考えられています。

筋トレに手遅れはありません

よく患者さんからこんな質問を受けます。

• 『先生、７０歳のわたしが運動や筋力トレーニングをして意味がありますか？』

これにお答えしましょう。筋トレに手遅れはありません。石井先生も本の中でこのように書いています。

研究によると80歳以上になっても筋力がアップすることが報告されています

また、石井直方先生自身も埼玉県でした調査で以下のような結果を得ているそうです。

• シルバー元気塾という高齢者を対象とした筋力トレーニング教室の人
• 1年間、毎月2階公民館や体育館などにあつまり、自宅でも手軽にできる筋トレ
• 両足で立ち上がるときの力を測る測定器を使って、参加したばかりのころと、1年後の立ち上がる力を測定
• 測定器をもとに足腰年齢を算出すると、1年間で平均６歳も、足腰年齢が若返った
• 年間の医療費も1年間で1人あたり約5万円も減少

週に2回、10～15分ほど筋トレを行うだけで健康寿命を延ばす！

毎日、長時間筋トレをしましょうといっても続きません。

石井先生は、スロートレーニングという筋トレをオススメしています。

• スロートレーニングは軽い負荷でゆっくり行うのでケガの可能性がかなり低いです。
• スロートレーニングは軽い負荷でもしっかり筋肉が大きく強くなります。

具体的な方法は別の機会でお伝えします！もしくは、直接院の方できいていただければその場でお伝えします。

まとめ

健康寿命を延ばすために筋トレが必要な理由がおわかりいただけたでしょうか？

健康寿命を延ばすためにはいかに早めに筋トレなどの運動をするかが大事です。ただし、その運動や筋トレも無理にやると逆にケガを作りかねません。

ぜひ、お近くの専門家に相談してみてください。もちろん、当院におこしいただければ直接お伝えします！

▼参考

筋肉革命 人生を楽しむ体のつくり方