筋トレはダイエットに効果があるの?
院長の高木です。相変わらず筋トレ、筋肉の勉強にはまっています。
『ダイエットしたいんですけど、筋トレってした方がいいですか?』
先日、患者さんよりこんな質問をいただきましたのでこれについて書きます。
以前書いた記事ダイエットにはランニングか筋トレか?に似たテーマですが、もう少し詳しく筋トレについて掘り下げます。
▼【過去記事】ダイエットにはランニングか筋トレか? www.lifemitaka.net
筋トレはダイエットに効果的か?
結論から言いましょう。
めちゃくちゃ効果的です。
というよりもぼくはランニングよりも効果的だと考えています。
ダイエットにはランニングか筋トレか?では、下記のとおり代謝があがるからいいよと書きました。
- トレーニングによって筋量が1kg増えると、安静時代謝が1日50~100kcal増える
- 何もしなくても30分ほどのウォーキングでの消費カロリーに相当するという意味
それ以外にも筋トレの素晴らしい効果をホルモンという観点から書きましょう!
筋トレ後に出てくる脂肪を燃やす2つのホルモン
1. 成長ホルモン
成長ホルモンは、専門家の中では脂肪分解ホルモンとしても有名です。
成長ホルモンといわれるのは、たまたま成長に作用する部分が最初に見つかったからです。
でも、脂肪を分解する作用もめちゃくちゃ強いんです。
この成長ホルモンは、筋トレでたくさん出てきます。
しかも、成長ホルモンの分泌が終わってからも一定時間脂肪の分解をし続けてくれるんです。
5~6時間続くと言います。
- 筋トレした後に成長ホルモンがでてくる
- 成長ホルモンが脂肪を5~6時間分解し続ける
完璧ですね!!
2. アドレナリン
アドレナリンというホルモンも筋トレ後によく出てきます。
アドレナリンは脂肪を減らすというより、脂肪をたまりにくい状態を作ります。
このアドレナリンは、70歳すぎてもでてくると言われています。
筋トレに年齢は関係ありません!
アドレナリンは、体を活発にします。
体を活発にするには脂肪を分解してエネルギーを作り出す必要があります。
脂肪を分解したエネルギー―から心臓をドクンドクンさせたり、血液を循環させたりします。
筋肉も活発になって体温の生産も高まります。
ただし、階段を一気に駆け上がって心臓がドックンドックンするときはアドレナリンによる働きではありません。
運動によってアドレナリンが分泌されて、さらに脂肪が分解されるまでは少なくとも5~10分は必要なのです。
ダッシュをぶあーっとしたり、階段を駆け上がったりしてもアドレナリンはそこまで出てこないということですね。
まとめ
筋トレは2つの大きな効果によってダイエットに多大な影響を与えるというのをご理解いただけましたでしょうか?
▼2つの大きな効果
- 代謝をあげるので脂肪が良くもえる
- 2つのホルモンの働きによって脂肪がよくもえる
ちなみに筋トレのあとにランニングなどの有酸素運動を取り入れると、もっと良いです。
あとは、一番大事なことです。
運動したからって食べ過ぎてたら、やせません。(笑)
▼こんなの絶対ダメです。
▼参考にした本
- 作者: 石井直方
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▼【過去記事】ダイエットにはランニングか筋トレか?
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